どうも!こんにちは、1児の数学教師です。(^o^)/
今から右脳教育の授業を始めたいと思います。
今回のテーマは【フラッシュカードを1年6ヶ月続けました!感じたこと3選】についての内容です。
この記事の内容は
・子どもにフラッシュカードをさせようと思ってるけど、どんな効果があるの?
・子どもにフラッシュカードを継続させてるけど他の子どもの様子も知りたい
という人たちに向けて私が息子くんにフラッシュカードを続けた結果とその効果について紹介したいと思います。
私は15年以上高校教師として数学を教えており、現在は某国立大附属高校に勤務しています。今まで偏差値40未満の学校から偏差値70以上の学校に勤務し、さまざまな生徒や保護者と関わってきました。これまでの教師生活の経験から、自分の子どもとの接し方でも自分の教育の軸をもって子育てをしています。
私は息子くんが生後2か月のときから毎朝フラッシュカードをしています。
「フラッシュカードを1年続けてみました!」ってタイトルの方が時間経過的にもキリがいいのですが、1年たったときの息子くんの発達を覚えていないのと、そのときはまだこのブログを開設していなかったので1年6ヶ月から書いてみようと思います。
一昨年の10月からフラッシュカードを始めて、4月で1年6ヵ月が経ちました。
カードを見ない期間もありましたが、このコンスタントに一緒にフラッシュカードに取り組めたと思っています。
この期間に取り組んだフラッシュカードはこの4種類です。
- おためしセット
- かな絵ちゃんA
- かな絵ちゃんB
- ドッツセット
その生後2ヶ月から1年6ヶ月フラッシュカードを続けてきた効果ですが、
何が変わったかわかりません。
そりゃそうですよね。
フラッシュカードをやった息子くんとやっていない息子くんの比較が出来れば、出来るようになったことがよくわかると思います。
でも、子育てにおいて「やった場合」、「やらなかった場合」の比較なんて出来ません。
しいて言うなら、図鑑などをみて「〇〇ってどれ?」って聞いた時に、高確率で正解できることかな?と思います。
でもそれがフラッシュカードの効果なのかは全くわかりません。
フラッシュカードをしてなかったとしても、月齢的に出来るようになっているかも知れませんし、毎日のように図鑑を見てたから出来るようになっただけかもしれません。
公園に遊びにいったときに、電車や鳥、花を見たら「今日のカードにあった〇〇だよ」と声をかけてカードの絵柄と実物を紐づけようと意識はしていますが、これの効果も今は見えません。
- フラッシュカードにもっていくまでが大切
- 朝ごはんを食べて「カードしよか?」と声をかけますが、そのときにはカードは袋から出して、指サックも装着させておくことが必要です。
息子くんをイスに座らせてから準備をするとその空白の時間にグズります。また最初の頃はYouTubeのフラッシュカードを見せてからカードに移るとスムーズでした。
- 朝ごはんを食べて「カードしよか?」と声をかけますが、そのときにはカードは袋から出して、指サックも装着させておくことが必要です。
- フラッシュカードをするときの環境が大切
- 七田式(しちだ式)のフラッシュカードのやり方にも書いていますが、子どもの目の前にはママさん or パパさんとカードだけの状態をつくることが大切です。
我が家はそんなに整理整頓されているわけではないですが、息子くんの視界の範囲に息子くんの興味をひきそうなものは置かないようにしてからカードを始めています。
- 七田式(しちだ式)のフラッシュカードのやり方にも書いていますが、子どもの目の前にはママさん or パパさんとカードだけの状態をつくることが大切です。
- この時期の子どもの集中力は5~10分ぐらい?
- いつものフラッシュカードは15分ぐらいはかかっていますが、10分を過ぎると集中力が落ちているような気がします。
子どもの変化とフラッシュカードの効果
フラッシュカードを続けてきた効果
生後2ヶ月から1年6ヶ月フラッシュカードを続けてきた効果ですが、
何が変わったかわかりません。
フラッシュカードをやった息子くんとやっていない息子くんの比較が出来れば、出来るようになったことがよくわかると思いますが子育てにおいて「やった場合」、「やらなかった場合」の比較なんて出来ません。
しいて言うなら、図鑑などをみて「〇〇ってどれ?」って聞いた時に、高確率で正解できることかな?と思います。
でもそれがフラッシュカードの効果なのかは全くわかりません。
フラッシュカードをしてなかったとしても、月齢的に出来るようになっているかも知れませんし、毎日のように図鑑を見てたから出来るようになっただけかもしれません。
公園に遊びにいったときに、電車や鳥、花を見たら「今日のカードにあった〇〇だよ」と声をかけてカードの絵柄と実物を紐づけようと意識はしていますが、これの効果も今は見えません。
そもそも生後2ヶ月のこどもの視力についてですが、
子どもの視力について
- 生後3ヶ月ごろの赤ちゃんの視力
生後3ヶ月ごろの赤ちゃんの視力は、およそ0.02~0.03といわれています。やや小さなものを目で追うこと(追視)ができ、同時に頭もその方向に動かすことができるようになります。生後すぐにはみられない目のピント調節(調節反応)も、生後2ヶ月ごろから次第にみられるようになります。また、この時期には、視覚機能が最も発達する時期にさしかかり、ものの形や色が少し分かるようになってきます。
- 生後4ヶ月から1歳ごろの赤ちゃんの視力
生後4ヶ月の赤ちゃんの視力は、まだ0.1程度であり、周囲のものがはっきりとは見えてはいないとされています。しかし、この頃から、自分の手をじっと見つめたり、近くにあるものに手を伸ばしたりするようになります。(中略)さらに、生後1歳になると、視力が0.2程度にまで上がってきます。視力の発達とともに、上下左右に視線を動かせるようになり、ものをつかむことも次第に上手になります。
出典:ACUVUE
あかちゃんの目って全然見えてないんです。
子育てアプリとかでも赤ちゃんの視力については知っていたんですが、息子くん自身がものごとをよくわかっていない時期からフラッシュカードを習慣化させたいと思っていたのでこの頃から取り組んでいました。
1年6ヶ月の間の子どもの成長
この期間に息子くんが出来るようになったことは
- 階段が登れる
- 手をつなげば階段を降りられる
- 鉄棒にぶらさがれる
- 積み木を8~10個積める
- スプーンとフォークを使って1人でご飯が食べられる
- 「嫌」という気持ちを表現する
ぐらいかな?
言葉はまだ出ないし、歯磨きも嫌がるし、トイレトレーニングもまだです。
出来るようになったこととフラッシュカードは全くありませんが、育児の記録としても残しておきます。
導入のきっかけと七田式(しちだ式)フラッシュカードの特徴
なぜ七田式(しちだ式)フラッシュカードを選んだのか
私が、たくさんの幼児教育の教材の中から七田式を選んだ理由は、『七田式(しちだ式)の教材で付く力は七田式でしか付けられない』と思ったからです。
別の言い方をすれば、こどもちゃ〇んじ、すまい〇ぜみ、ぽぴ〇なども有名な幼児教育教材ですが、その教材で付く力は他の教材でも付けることが出来るということです。
七田式では右脳教育に効果があるといわれていますが、私が七田式の存在を知ったのは『さんまの東大方程式』というテレビ番組で紹介されていたことがきっかけでした。
その回では東大に合格させた保護者が自分の子どもにどんな勉強をさせていたか、を特集していた回でした。
たくさんの東大生にインタビューし、小さいころにどんな勉強をしていたか?という質問に対して、「自分は写真記憶ができる。それは小さいころに七田式を習っていたからだ。」と答えていた東大生がおり、そこから七田式の特集が始まったように記憶しています。
その特集では東大の学生、大津君が七田式の幼児教室に参加するような企画でそこではその教室の先生が子どもたちにたくさんの種類のフラッシュカードを見せていて、その様子を見て、直感的にこれだ!と感じました。
七田式(しちだ式)フラッシュカードの特徴と利点
七田式の教材で特におすすめなのがフラッシュカードです。
フラッシュカードとはA5ぐらいの大きさのカードでさまざまなイラストが書かれているA5ぐらいの大きさのカードを高速でみせていく学習法です。
フラッシュカードの使い方は、子どもにイラストを見せると同時にその名前を読み上げ、次のカードも同様に繰り返します。
つまり目でイラストを、耳で言葉を同時に認知できるようにするのです。
大切なのはめくるスピード。カメラのフラッシュが瞬くように、1枚1秒以下という高速で次々とめくっていきます。
そうすることで言語や論理的思考を得意とする左脳での判断が追いつかず、視覚理解を得意とする右脳での情報処理が優先的に行われるといわれています。
このフラッシュカードは、七田式の正式なものは【七田式(しちだ式)フラッシュカード かな絵ちゃん日本語セット】ですが、価格は3万円程度と初めての教材ではなかなか手が出せない金額です。
しかし、七田式(しちだ式)のフラッシュカードはおためしセットという体験版が3000円程度で購入できます。
おためしセットの内容は、ドッツカードが50枚、絵カード60枚、白紙カードが10枚になっています。
フラッシュカードのやり方もYouTubeにアップされていますし、最初は高速でめくれなくても何度もやってるうちにできるようになります。
出来るようになるというか、慣れていく、という表現の方が適しています。このおためしセットを実際にやってみて、お子様が興味を示すようであれば、正式なものを購入すればいいし、興味を示さなければ、別の教材にチャレンジできるというのもいいですよね。
1年6ヶ月の実践記録と感じたこと【3選】
日々の実践様子(フラッシュカードの使用方法と取り組みのスケジュール)
日課のフラッシュカードは
①数字、②イラストA、③イラストBの3種類を3セットですね。
1周目は両面フラッシュでインプット、2,3周目は片面フラッシュで右脳を刺激することを目的にやっています。
詳しくは”フラッシュカードのやり方とそのアレンジ方法”の記事を参照してください。
遭遇した困難とその対処法
「感じたこと3選」の中でも説明しましたが、
- フラッシュカードにもっていくまでが大切
ということです。
子どもにフラッシュカードをさせるにはこれがすべてのような気がします。
まだしゃべれませんが「嫌」という意思表示はします。
息子くんはカードを始めだしたらカードを見るのですが、カードを始めるまでに「嫌」という意思表示をしたら、イスにも座りません。
だからフラッシュカードにもっていくまでを工夫しました。
工夫といっても、フラッシュカードをやる前にYouTubeのフラッシュカードを見せるだけですが・・・
でも、このやり方だとイスにスムーズに座るので、イスに座りさえすればあとはカードをめくれば興味を示してくれます。
感じたこと【3選】
- フラッシュカードにもっていくまでが大切
- 朝ごはんを食べて「カードしよか?」と声をかけますが、そのときにはカードは袋から出して、指サックも装着させておくことが必要です。
息子くんをイスに座らせてから準備をするとその空白の時間にグズります。また最初の頃はYouTubeのフラッシュカードを見せてからカードに移るとスムーズでした。
- 朝ごはんを食べて「カードしよか?」と声をかけますが、そのときにはカードは袋から出して、指サックも装着させておくことが必要です。
- フラッシュカードをするときの環境が大切
- 七田式(しちだ式)のフラッシュカードのやり方にも書いていますが、子どもの目の前にはママさん or パパさんとカードだけの状態をつくることが大切です。
我が家はそんなに整理整頓されているわけではないですが、息子くんの視界の範囲に息子くんの興味をひきそうなものは置かないようにしてからカードを始めています。
- 七田式(しちだ式)のフラッシュカードのやり方にも書いていますが、子どもの目の前にはママさん or パパさんとカードだけの状態をつくることが大切です。
- この時期の子どもの集中力は5~10分ぐらい?
- いつものフラッシュカードは15分ぐらいはかかっていますが、10分を過ぎると集中力が落ちているような気がします。
フラッシュカードのコストと今後の計画
フラッシュカードをしてきた時間とその費用
たぶん1回のフラッシュカードは15分ぐらいで平均週に4日はやっています。
1週間で1時間ですね。
1年(53週)+6ヶ月(26週)=79週 ですが、カードをやらない時期を考えても70~75週分ぐらいは毎朝フラッシュカードをやっていたので、70~75時間ぐらいはフラッシュカードをしてきたと思います。
- おためしセット(3周)
- かな絵ちゃんA(1周)
- かな絵ちゃんB(1周)
- ドッツセット(2~3周)
だと思います。
おためしセット(3,570円)+かなえちゃんA,B(29,480円)+ドッツセット(19,250円)=52,300円 ですね。
週4日で1年6ヶ月間続けてきて、今後もフラッシュカードを続ける予定なので、それを考えると5万円超えですがコスパは高いと思います。
効果があるかどうかはわかりませんが、効果があると思って続けることが大切ですし、効果があると思ってやればピグマリオン効果も期待できますよね。
※ピグマリオン効果
教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。
今後の計画
1年6ヶ月でかな絵ちゃんをちょうど1周できたので、2周目に入ろうと思います。
3種類×3セットの組み方もアレンジしようと思っています。
次は時計カードを購入して、ドッツセットと一緒に数の概念を知ってほしいということも考えています。
それに息子くんが早い時期に時計の読み方、体感としての(あと10分待ってね。のような)時間の進み方を知っていたら、子育てが楽になるかな?と感じてるからです。
また秋になれば「フラッシュカードを2年続けました!感じたこと〇選」という内容のものも発信したいと思いますので楽しみにしててください。
まとめ
フラッシュカードを1年6ヶ月間続けてみました!ということで、今回の授業はスタートしたのですが、そのまとめです。
生後2ヶ月から1年6ヶ月フラッシュカードを続けてきた効果ですが、
何が変わったかわかりません。
フラッシュカードをやった息子くんとやっていない息子くんの比較は出来ないのでどんな効果があったかは(今の段階では)わかりません。
しいて言うなら、図鑑などをみて「〇〇ってどれ?」って聞いた時に高確率で、正解できることだと思います。
息子くんが高校受験や大学受験のときに暗記が得意だったり、計算が爆速で出来ればフラッシュカードの成果だったといえるかもしれませんが、いまのところ大きい変化は見えません。
私は教師という職業柄からかもしれませんが「効果があるかないかはわからないけど、効果があると思って取り組むことが大切」だと考えています。
学校での生徒たちへの声かけや担任をしていたときに発行していた学級通信、なるべく多くの生徒が意欲的に参加するように仕掛けをしていた学校行事なども、それをやることによって教育的効果がどれだけ変わるかわからないけど、教育的効果があると思って取り組んでいました。
生徒(よその家の子ども)に対してそこまで熱量を込めて関わってきたんだから、自分の子どもにはそれ以上の熱量で子育てしたいですよね。
それでは今回の授業はこれで終わりたいと思います。
ありがとうございました。