どうも!こんにちは、1児の数学教師です。(^o^)/
今から右脳教育の授業を始めたいと思います。
今回のテーマは【幼児教育に力を入れるべき理由】についての内容です。
この記事の内容は
・自分の子どもに幼児教育をした方がいいのかな?
・いつから幼児教育(早期教育)を始めたらいいのだろう
・幼児教育のメリットってなんだろう?
という人たちに向けて、私の子育ての教育観について紹介したいと思います。
幼児期の教育は、将来の子どもたちの人生を左右する重要な要素です。
幼少期に身につけた知識やスキルは、その後の学習や社会生活に大きな影響を与えます。
そこで今回は、教育のプロ目線で【幼児教育に力を入れるべき理由4選】をご紹介します。子どもたちが自分の可能性を最大限に引き出し、未来に向けて自信を持って歩けるように、ぜひ参考にしてみてください!
私は15年以上高校教師として数学を教えており、現在は某国立大附属高校に勤務しています。今まで偏差値40未満の学校から偏差値70以上の学校に勤務し、さまざまな生徒や保護者と関わってきました。これまでの教師生活の経験から、自分の子どもとの接し方でも自分の教育の軸をもって子育てをしています。
①子どもの可能性を広げる
②子どもの脳の発達は6歳まで
③探求心の向上
④小(中)学校受験に有利
の4つです。
①子どもの可能性を広げる
これはこのまんまですね。このブログをご覧になられている方はお子様に何かしらの幼児教育をさせたいと思われているはずです。
実際に知育玩具のようなおもちゃを購入されたご家庭もあるでしょう。
私は毎年4月の新年度に生徒たちの可能性をヒシヒシと感じます。
特に高校1年生を担当するときはより一層その気持ちが強くなります。
正直、高校生には無限の可能性を感じます。逆に4月に人事異動で新しく転任してきた先生方には(失礼ですが・・・)可能性を感じません。
その方がどれほど素晴らしい先生であっても、「高校教師」という枠組みを外れるようなことはほぼありません。
ありきたりな表現ですが、生徒たちには無限の可能性があり、生徒は医者・弁護士・薬剤師・プログラマー・美容師・お笑い芸人など何にだってなれます。
高校生に無限の可能性があるなら、まだ幼児期のわが子にはどれほどの可能性があるのでしょうか?
幼児期の子どもの成長は目を見張るものがあります。
昨日まで出来ていなかったことが、今日急に出来るようになっています。
1ヵ月も経てば驚くべき成長をみせますよね。
ただ日々の子育ての中でも子どもは成長するので、もしこちらが、こう成長してほしい、こういう効果を期待したい、という気持ちで子どもと関わることで子どもの可能性は一気に広がります。
特に幼児期の子どもの吸収率はどの年代よりも高いです。
②子どもの脳の発達は6歳まで
幼児書や育児サイトや幼児教育のインフルエンサーさんが示している、子どもの発達曲線について見たことはありますか?こういうやつです。
これの正式名称は「スキャモンの発達・発育曲線」です。
この発達曲線からもわかるように、子どもの脳の発達(青太線)は6歳の時点で90%以上完成しています。
このグラフを見せられると幼児教育に力を入れないわけにはいきませんよね。
③探求心の向上
私が某国立大附属高校で働いていて感じることは、伸びる生徒・伸びない生徒の違いは「探求心」にあります。
高校1年生、高校2年生の段階で学力的にはイマイチな生徒もいますが、様々な分野(SDGsの環境対策、天体の動き、各地域の地層の違いなど)に興味を持って自分で探求的な活動に取り組んでいる生徒は3年生なってから本格的に受験勉強をスタートさせると驚くほど伸びます。
逆に高校1年生から先取り学習として高2、高3の内容を勉強していたとしても探求心のない生徒は高校3年生になっても伸びません。
小学校に入学するまでの子どもは、はたらく車や昆虫、動物、恐竜、野菜、花、色々なことに興味を示します。
それも遊びの中から好奇心をくすぐるような体験に出会ったりします。
その探求心を育むためにも幼児教育は必要です。
④小(中)学校受験に有利
みなさんはお子様に小(中)学校受験をさせようと思っていますか?
私はさせようと思っています。
私は小・中・高公立出身で大学は私立だったのですが、自分の子どもには小学校受験をさせようと思っています。
その理由は4つあります。
・中高の授業に公立にはないプログラムがある
・学校の予算が潤沢
・周りの同級生が探求心が豊富、刺激を受けあえる
・大学受験に有利
というところでしょうか。
公立の授業にはないプログラムがある
私の勤務する国立大附属高校は中高が同じ校舎に設立されているため、中学でどのような授業をしているのかを廊下からも見る機会があります。
正直、公立の授業の質が全然違います。
私は公立中学出身ですから自分の母校の授業のレベルなどは理解していますし、そもそも公立の中学は生徒指導に時間を取られることが多く、放課後は部活動の指導や保護者からのクレーム対応に時間を追われ、教材研究は最後の最後に余った時間(そもそも勤務時間内にやることは不可能に近い)で行う場合が多いです。
ですが、中学受験をするということは生徒指導の対象になるような子どもは入学してこないので、先生方は教材研究に時間を使うことができます。
さらに、生徒に最低限の基礎基本は身についています。そのため知識を定着させるような授業ではなく、その知識をどう生かすかといったアウトプット中心の授業が多く見受けられます。
また海外に姉妹校の学校があり、交換留学のような留学の制度もあります。
こういった取り組みは公立の学校でもほとんどありません。
学校の予算に余裕がある
私は教員生活の多くを公立高校の教員として働いてきました。
公立高校でも毎年各教科からの予算の審査があります。
例:この教材(指導書)を使いたいので〇万円申請します。
この実験をさせたいので△△と◇◇の器材と〇〇の薬品を申請します。などです。
しかしこの予算の枠はあってないようなものでほとんど通りません。
数学は毎年1.5万円ぐらいの請求で文句を言われ、3年に1度その1.5万円を渋々通してもらうような感じでした。
今は国立ということもありますが、各教科予算は年間30万円程度あります。
数学は逆に多すぎて使い切れていないのですが、授業は生徒たちに還元していくものなのだからある程度の授業のための予算に余裕があってほしいですよね。
周りの同級生が探求心が豊富、刺激を受けあえる
私の勤務している某国立大附属高校の生徒は探求心のある生徒が多く、自分で授業とは関係ないのないことを調べたりしています。
この探求心は学問の探求心だけでなく、音楽・美術・書道やダンス、演劇、スポーツなどあらゆる分野の探求心です。
先日もしばらく学校に来ていない生徒がいたのですが、後日アメリカのダンス大会に出場し、優勝して日本に帰国していました。
また別のクラスでも同じように休んでいる生徒がいて、その生徒はヨーロッパに舞台役者として遠征中でした。
クラスや学年の中にこういった生徒たちがいると自分も頑張らないとと刺激を受けられます。
大学受験に有利
これはそのままですね。
私は人生は逆算だと思っています。
将来どんな人生を送りたいか→どんな仕事に就くか→どんな大学に入るか→どんな高校に入るか→どんな中学に入るか→どんな学習習慣が身についているか
というような感じです。
注意してほしいのが、私は「幼児期から勉強させましょう!」と言いたいのではないということです。
むしろ勉強させるのは中学(小学校)からでいいと思っています。
それまでは子どもらしく外で遊んだり、自分の興味のある本(図鑑など)を読んだり、友達と過ごすことの方が大切です。
私が幼児期にどんな学習習慣を身につけさせたいか、というと「親子で一緒にフラッシュカードをやりましょう。」ということです。
遊びの延長で自然と机に向かう習慣を付けさせたいと思っています。
まとめ
今回は、教育のプロ目線で【幼児教育に力を入れるべき理由】をご紹介しました。
幼児教育に力を入れるべき理由① 子どもの可能性を広げる
幼児期の子どもの吸収率はどの年代よりも高く、この時期の子どもの成長は目を見張るものがあります。
昨日まで出来ていなかったことが、今日急に出来るようになっています。
1ヵ月も経てば驚くべき成長をみせます。幼児教育に力を入れることで子どもの可能性を一気に広げましょう。
幼児教育に力を入れるべき理由① 子どもの脳の発達は6歳まで
「スキャモンの発達・発育曲線」で理解してもらえたと思いますが、子どもの脳の発達(青太線)は6歳の時点で90%以上完成しています。
このグラフを見せられると幼児教育に力を入れないわけにはいきませんよね。
幼児教育に力を入れるべき理由③ 探求心の向上
私の経験上、高校生で一気に伸びる子どもの特徴は「探求心をもっているかどうか」です。子どもが車や昆虫、動物、恐竜、野菜、花、などに興味を示す時期に、幼児教育を取り入れて探求心を育みましょう。
幼児教育に力を入れるべき理由④ 小(中)学校受験に有利
私は自分の子どもには小学校受験をさせようと思っています。
その理由は4つです。
・中高の授業に公立にはないプログラムがある
・学校の予算が豊富
・周りの同級生が探求心が豊富、刺激を受けあえる
・大学受験に有利
というような理由です。
子どもたちが自分の可能性を最大限に引き出し、未来に向けて自信を持って歩けるように、ぜひ参考にしてみてください!